話題の広告はどこでいつまで見ることができる?
オコジョの写真は、ゲッティイメージズという写真素材サイトからライセンスを取得したそうだが、著作権表示などのために用いられるウォーターマークを不要であるのにも関わらずあえて付与している。SNS上では、これに対して疑問の声も上がっているが、磯島さんは、
「普通の広告ではありえないですよね。高尚な意図なんてないですよ、おもしろいでしょ」
と言い切った。
ところで、セブンツーセブンはどんな化粧品会社なのだろうか。ツイッター上には、「727 COSMETICS(@Cosmetics727)」というアカウントもあるが、こちらは諸事情で取得したものの、公式ではなく、今現在は運営も行っていないそうだ。ユニークな広告の数々にも、商品説明は一切なかったので、磯島さんに人気商品を尋ねた。
「すみの原因となる古い角質をやさしく取り除く『酵素ローション』や、指のすべりの変化で汚れ落ちを知らせてくれる『クレンジング』製品等、大変人気がございます」
また、今回のオコジョの広告の反響について尋ねると、
「今まで弊社とご縁がなかった方、新幹線沿線の看板は知っていたが何をしているかは 知らなかった方、弊社の化粧品を使用されたことがある方、多くの方々目に触れられたことは大変うれしく思います。SNS等での発言が問題になる昨今、自分の好きなものについて話す世界の方が楽しいですよね。弊社の広告を見て『元気になりました。ありがとうございます!』というメールまでいただきました」
と語ってくれた。
この話題のオコジョの広告は、東京メトロ・表参道駅のみで7月27日より2週間限定で掲載される。