女優の土屋太鳳さんが、ドラマ「チア☆ダン」(TBS系)撮影時にお世話になったケアスタッフが死去したと報告した。
2018年7月~9月にかけて放送された「チア☆ダン」。女子高生がチアダンスで全米制覇を目指すストーリーで、土屋さんの代表作のひとつとなっている。
「少しでも危険を無くしたい」
土屋さんは2020年7月28日にインスタグラムを更新し、「チア☆ダン」撮影時、多くのダンスに挑戦していたものの、長時間の撮影でケアに行く時間が取れず、施術の先生が直接現場に来てくれることも多かったと告白。
「どの先生も施術だけでなく言葉や笑顔でたくさんのパワーをくださいました」
と振り返りつつ、
「その中のお一人が、先日、旅立たれました」
「思わぬ出来事でした」
とお世話になった先生が急逝してしまったことを明かした。
その先生は視力を失っていたといい、土屋さんいわく、
「心の目で身体の歪みや疲れを診てくださって励ましてくださいました」
「いつも柔らかく優しい先生でした」
とのこと。今後のミュージカルでもケアを依頼する予定があったといい、
「その連絡が出来ることが嬉しかったし、楽しみでした」
と残念そうにつづった土屋さん。視力がなかったその先生のために、
「街に安全で安心な場所を増やしたい。そして少しでも危険を無くしたい」
「この気持ちがたくさんの心を通して少しでも広く、少しでも多く伝わることを願って、目指して、働きたいと思います」
とし、最後には、
「心から...祈ります」
と記していた。