居場所のない現状では...
育成枠から昨年に高卒入団で球団史上初の支配下昇格を勝ち取った堀岡隼人がイキの良い投球を見せ、日本ハムから昨オフに移籍した田中豊樹も同じく育成契約からはい上がり、背番号「19」で支配下昇格。26日のヤクルト戦(神宮)で移籍後初登板を果たし、3者凡退の好投でアピールした。
熾烈な競争の中でベテラン、若手が結果を残しているが、沢村は救援でも先発でも居場所を確保できていないのが現状だ。今後の起用法が注目されるが、いつまでもチャンスが与えられるわけではない。潜在能力の高さは他球団から評価されていることから、「トレードの目玉」になる可能性も。中大の先輩・阿部慎之助2軍監督の下で輝きを取り戻せるか注目される。