鳩山由紀夫氏「友愛」論に乙武氏「お花畑なのではないかと...」 禁断の質問に元首相が「さすが」の答え!

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「お花畑も必要だと思うんですよね」

   動画の後半では、鳩山氏が信条とする「友愛」の考え方について、乙武氏が「どういう事を体現しようとされてきたのか」と尋ねた。これに対し鳩山氏は「他の方々との間で共に生きるという共生の世の中を作っていこう、それを『友愛』と呼ばせていただいて、特にこの東アジアにおける友愛の社会を共同体という形で作っていこうじゃないか、そして戦争のない日本や世界に導いていこうじゃないかという発想なんです」と語った。

   鳩山氏の「友愛論」に対し、乙武氏は「友愛の理念をもとに日本の内政を進めていくことに関しては異論を唱える方は少ないと思う」と語る。しかし、外交や安全保障面で「友愛」の考え方が通じるかについては疑問の声が聞かれているとし、「綺麗事であり、お花畑なのではないかと批判される方が非常に多いと思う」と指摘した。

   これに対し鳩山氏は「お花畑も必要だと思うんですよね」と反論。続けて、「朝鮮総連の議長さんにお会いした時にも『北朝鮮は日本を敵なんか思っていませんよ』(と言われた)。そりゃそうなんですよね。日本を敵と思う必要は全然ないんですよ。でも、もし北朝鮮とアメリカが戦争みたいなことになった時には、どう考えても日本の米軍基地を狙うしかありませんからね」と発言した。

   その上で、東アジア諸国との関係性について「もっと信頼関係を持つような、お互いの2国間関係を作り上げていけば、決して軍事的なものに頼る必要がない」とし、「(東アジア諸国との間で)『万が一』の状況を減らすような外交努力を行うことが必要。その理念が『友愛』だと私は思う」と主張した。

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