DeNA「悪夢」の逆転負け 守護神めぐるラミレス采配との関係

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守護神の防御率は8.74に跳ね上がり...

   今シーズン、守護神・山崎が不調にあえいでいる。開幕から12試合に登板し3敗1ホールド6セーブの数字を残しているものの、主武器のツーシームにキレが見られず走者を背負ってのマウンドが続いている。失点はここまで11点(自責11)。わずか12試合で2ケタに到達し、昨シーズンの18点(自責13)に迫る勢いだ。防御率は8.74まで跳ね上がり、今シーズンは絶対的守護神の姿はみられない。

   この日は3番手パットンも大誤算となった。アレックス・ラミレス監督(45)は石田をワンポイントで起用し、2死1塁からパットンに後を託したが大荒れのパットンは1死を取ることも出来ずに傷口を広げる形で降板。パットンの乱調により、本来ならば温存させたかったであろう三嶋を起用せざるを得なかった。

   貯金のチャンスを逃し借金生活に入った。リリーフ陣に不安を抱えたまま28日からは東京ドームで首位・巨人との3連戦となる。7月19日の巨人戦では1点差を守り切れず、ラミレス監督は山崎の配置転換の可能性に触れたが、以降も山崎を抑えで起用し続けている。今シーズンはここまで1勝5敗と大きく負け越している巨人に対して現体制で臨むのか、それとも...。ラミレス采配に注目される。

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