新型コロナウイルスに感染した俳優の横浜流星さんと舞台「巌流島」で共演する俳優陣が、自身や事務所のSNSを通じて、PCR検査の結果を報告している。
横浜さんは2020年7月20日、「巌流島」の稽古から帰宅する途中に倦怠感を覚え、検温したところ発熱症状が見られ、医療機関を受診したと所属事務所が発表。抗原検査の結果が陽性だったことから、新型コロナウイルスに感染していると判断されていた。
懸命に稽古に励んでいたからこそ...
「巌流島」は宮本武蔵と佐々木小次郎の対決「巌流島の戦い」を描く舞台で、横浜さんは主役の宮本武蔵役。
佐々木小次郎役の伊藤健太郎さんは23日、自身のツイッターでPCR検査の結果が陰性だった事を報告。
「しかしながら舞台稽古において、感染者との濃厚接触にあたるとの事で2週間の自宅待機要請となりました」
とし、8月4日まで仕事を休むことを発表した。
また、同じく共演者の前田公輝さん、押田岳さんも同日、抗原検査・PCR検査共に陰性だった事を報告。24日には岐洲匠さん、菅原健さんもPCR検査で陰性だったと発表された。
25日には宇野結也さん、白羽ゆりさんがPCR検査の結果を投稿。いずれも陰性だった。
宇野さんは
「懸命に稽古に励んでいた姿を見ていたからこそ、
今は座長の回復と健康を祈るばかりです」
と横浜さんへの思いを述べた。
宇野さんのツイートには「よかった」と安心する声と共に、横浜さんのファンから
「舞台は残念ですが座長のこと 気遣ってくださってほんとに感謝します 流星君頑張ってたんだよね」
「懸命に稽古に励んでいたとのお話聞かせてくださりありがとうございました」
「共演者の皆さんの、こういう声が、真実なんだよね
泣けます。ありがとう。」
など、感謝のコメントが寄せられている。
舞台「巌流島」公式ウェブサイトによると、8月6日〜11日に予定されていた東京公演は中止。続く名古屋、高松、大阪、福岡での公演は検討中としている。