お弁当チェーン、コロナの影響は? 「中食」ニーズ高まり、オフィス街店舗では客減も

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   新型コロナウイルスの影響やレジ袋有料化などに、お弁当チェーンはどのように対応しているのだろうか。

   J-CASTニュース編集部は、持ち帰り弁当のチェーン店に取材を申し込んだところ、持ち帰り弁当のチェーン店「ほっともっと」で知られるプレナス(福岡県福岡市)と、「ほっかほっか亭」で知られるハークスレイ(大阪市北区)の2社の回答を得た。

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レジ袋有料化への対応は

   新型コロナウイルス感染症拡大の影響でどのような変化が起きたのだろうか。プレナスは、中食のニーズの高まりを実感しているという。既存店の売上高は前年の同時期と比べて、4月以降100%を超えた。

   また、傾向としてはモバイルオーダーやネット予約が多くなったと述べる。ネット予約は2014年から「店頭で待ちたくない」という消費者からの声を受けて導入していたが、ことし4月からは「ほっともっとアプリ」をリリースし、キャンペーンなどを行っていた。 各社のリモートワークの導入などによってオフィス街での売り上げには影響が出たか尋ねると、大きな影響はないと述べた。

   一方でハークスレイは、オフィス街では客数が減少したものの、郊外では微増していると述べた。また現時点、新型コロナウイルス感染症の影響で特に困っていることや課題は見当たらないが、緊急事態宣言が再び発令されたら、学校の休校などに伴い人手の確保というのが自社に限らず課題になるのではないかという見方を示した。

   ハークスレイでは4月、新型コロナウイルスの影響により、内定を取り消された2020年3月卒業の学生の追加採用選考を行っている。

   新型コロナウイルスへの対策としては、プレナス、ハークスレイ、2社とも一般的な新型コロナウイルス感染症の予防策を徹底し、ホームページ上に分かりやすく周知を行っていると述べた。また、レジ袋の有料化に対してはいずれも植物由来原料を使ったレジ袋を導入することで、無償で提供を継続している。

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