続編のドラマ化で「沢尻エリカさんの復帰プロモーション」にする!?
そうなった場合、さらなる作品が世に出てくる可能性がある。それは、続編を基にしたドラマだ。「M」に関しては歌手の安斉かれんさん(20)を主演とする同名のドラマが公開され大きな話題になったことを考えると、続編小説がドラマ化とセットで動き出す可能性は、決して小さなものではないだろう。
となると、主演となる浜崎さん役を再び選ばなければならなくなるが、安斉さんはそれほど適任ではないのではないだろうか。歌手であって役者ではない安斉さんが「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)で主演を務めたのは、それまで知名度が低かった安斉さん佐野売り出すためのプロモーションの色彩が強く、今作で大きく知名度を上げた安斉さんが再び主演を務めるというのは、どこか違うという感が否めない。
ただ、それでも、主演選びにはそれほど苦労はしないのではないだろうか。というのは、浜崎さんと安斉さんが所属するエイベックスには、女優の沢尻エリカさん(34)が在籍しているからだ。沢尻さんは2019年に薬物事件を起こし、翌2020年に有罪判決が確定。その後はまさしく「開店休業」状態だが、その一方で、事件前からの所属事務所であるエイベックスからは契約を解除されていない。また、事件の裁判ではエイベックス側が提出した陳述書に、沢尻さんの更生を支援するとの文言があったことが明らかになっており、沢尻さんの芸能活動への復帰を支援するとみられる内容として話題を呼んだことは記憶に新しい。そうなると、ドラマの続編が決まった場合、沢尻さんの復帰プロモーションとして浜崎さん役に沢尻さんが選ばれる......といった展開が十分にあり得るのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)