浅村はやくも11本塁打、他のスラッガーも好調 試合減なのに「50本塁打」見られるかも

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さらなる進化のポイントは

   今年は打撃改造に踏み切り、昨年と比べて右肩よりにバットを構え、左足の上げ幅も小さくなった。無駄を削ぎ落して打撃精度を高めたフォームになり、打球方向にも変化が。昨季は43本塁打中で逆方向の右翼への本塁打は2本のみだったが、今年は9本塁打の現時点で、右方向に早くも2本のアーチを放っている。広角に本塁打を打つことが可能になり、スラッガーとしてさらに進化している。

   ソフトバンク・柳田も山川と同様に長距離砲として規格外のスケールだ。自己最多は18年の36本塁打だが、左打者では異質の逆方向に「打った瞬間本塁打」を連発するなど打撃に凄みが増している。クラッチヒッターからスラッガーに変貌を遂げている浅村、今年は失投をきっちりスタンドに運んでいる中田...和製大砲たちのハイレベルな争いから目が離せない。

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