ゲーム会社は陳謝、「我々も作曲家の行動を強く非難する」
こういった事態を受けて、Ice氏は7月18日、
「2020年3月に発表した楽曲をめぐって、多くのネット利用者の間で議論を呼んでいる。これは私の個人的な活動で、仕事の内容にもレイアークにも関係ない。ただちにレイアークを辞任することにした」
とする声明をフェイスブックで出した。レイアーク社と、同社のゲームを中国本土で販売している龍淵網路社も声明を発表。声明では、今回のIce氏のメッセージは「不適切な政治的発言」で、両社はこの件について「一切把握しておらず、両社の立場を表すものではない」とした。さらに、Ice氏の辞職を受け入れ、「今後、この作曲家との協力関係をすべて打ち切る」とも説明。今回の事態を陳謝した上で、
「我々も作曲家の行動を強く非難する。悪影響や損失を追及し、容認しない」
として、Ice氏に対する損害賠償請求の可能性も示唆した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)