三浦春馬さん死去、多部未華子との「オリンピックカップル」もう見られず 約4年ごとに映画で共演、「君に届け」から3度

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   2020年7月18日に30歳で死去した俳優の三浦春馬さんに対し、2日後となる20日もネット上では多数の人々が哀悼の意を捧げている。そんな中、女優の多部未華子さん(31)のファンから、ひときわ強い嘆きの声が上がっている。

   あるツイッターアカウントは「もう4年後は"多部未華子ちゃんと三浦春馬くん"って言うオリンピックカップルは見れないんだ」と、2人の名前を出しつつ悲嘆に暮れているほか、別のアカウントも「みんな大好き4年に1度のカップル。三浦春馬×多部未華子 もう見れないんだね。私たちに、4年後の2人はないんだね...」と肩を落としている。

   これらの声、共通しているのは「4年後」「オリンピック」という、「4年に1度」を意識している点だ。というのも、三浦さんと多部さんは「4年ごと」に共演してきたという実績があるのだ。

  • 三浦春馬さん(2008年撮影)
    三浦春馬さん(2008年撮影)
  • 三浦春馬さん(2008年撮影)

約4年ごとに実現してきた2人の共演

   三浦さんと多部さんは2010年9月公開の映画「君に届け」にダブル主演。漫画家の椎名軽穂さんの同名漫画が原作で、公開時点で20歳の三浦さんと21歳の多部さんが高校生役で出演する青春映画だ。

   おりしも、三浦さんが亡くなった18日に放送された「音楽の日」(TBS系)では主題歌である「君に届け」がflumpoolによって歌われており、このため、ツイッター上には「このタイミングでflumpoolの君に届けがテレビから流れてきて、三浦春馬くんと多部未華子ちゃんの『君に届け』思い出した」といった声が上がるなど、同作を思い出したとする声が続々と上がった。

   また、「君に届け」から4年後となる2014年、三浦さんと多部さんはドラマ「僕のいた時間」(フジテレビ系)で共演。主演は三浦さんが務め、多部さんはヒロインとして出演。三浦さんが演じたのは難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う青年で、役作りのために減量を行った上で撮影に臨んだことが大きな話題を呼んだ。

「また4年後ねって言ってたじゃん...」

   さらに、4年......ではなく1年ズレて5年後の2019年には映画「アイネクライネナハトムジーク」で2人は共演。原作は作家の伊坂幸太郎さんの同名小説で、劇的な「出会い」を待つ主人公・佐藤(三浦さん)が、交際10年になる本間紗季(多部さん)にプロポーズをする様子が描かれる恋の物語だ。

   映画公開日の翌日となる同年9月21日に開かれた舞台あいさつでは三浦さんが、3回目の共演となった多部さんについて、「オリンピックみたいだねって話していたんです」と言及。これに対し、多部さんが「次はまた4年後に何かご一緒できたら嬉しいなと思います」と応じたことが報じられるなどした。

   これら、4年きっかりのペースではなかったものの、約4年ごとに実現してきた三浦さんと多部さんの共演の事実を知るファンからは、前述のものの他にも、

「再々再共演が見たかった。また4年後ねって言ってたじゃん...号泣悲しいけれど、どうか安らかに...」
「『オリンピックみたいだね。また4年後共演できたらいいね』って話してたのに、、あのコンビ好きだったのに」

といった声が続々と上がるなど、三浦さんの死で潰えてしまった「4年後」を惜しむ声はネット上に上がり続けている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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