ラミレス「迷采配」 送らず、走らず、守護神信じず...釈明もファン「ひどい言い訳」

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17日の試合でも投手にバントさせず

   巨人との初戦の17日にも塁に走者を置いて投手にバントをさせず打たせる場面があった。1点ビハインドの5回1死1塁で打席には井納翔一投手(34)が入った。この日は雨が強く降っており、いつコールドゲームになるか分からない展開だった。このような状況下、1点を争う接戦で投手に送らせず結果、井納は三振に打ち取られた。ここでもラミレス采配に疑問の声が上がったが、この日もラミレス流を貫いた。

   今シーズンは「マシンガン打線」の再来といわれるほどの重量打線で、チーム打率はリーグ2位の.277を誇る。その一方で機動力に欠ける。ラミレス監督の采配は打力頼りで、得点につなげるための策があまりみられない。顕著なのは盗塁数だ。ここまで26試合を消化してチーム盗塁数はリーグ最少の「4」。チームの得点は打率に比例することなく、リーグ4位の「103」にとどまっている。

   巨人に3タテを食らい5連敗となった。先週までは巨人と首位争いを演じてきたものの、この連敗で借金生活に突入した。ラミレス監督は調子の上がらない守護神の配置転換の可能性に触れるなどチームは混迷している。21日からは本拠地・横浜スタジアムでヤクルト、広島を迎えての6連戦となる。ラミレス監督はどのようにチームを立て直すのか。注目される。

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