「野手に専念したら20本塁打打てる」 打撃センスで一目置かれる現役投手たち

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小技もこなすベテラン投手

   ヤクルトの40歳左腕・石川雅規は巧妙な投球術だけでなく、打撃でもチームを救ってきた。通算124安打は現役の投手では最多。ミート能力が高く、広角に打ち返す。03年は1試合複数安打を3度記録、昨季も34打数8安打、打率.235で6犠打と小技もきっちり決めている。打席で粘り、進塁打を放つ姿は投手の打撃で良きお手本だ。

   パ・リーグだが、打撃センスの評価が高いのが上原健太だ。18年6月27日の広島戦(マツダ)で福井優也(現楽天)から右翼席に弾丸ライナーのプロ初アーチを放った。実はドラフト指名時には栗山監督が大谷翔平(現エンゼルス)と同様に「二刀流」の起用を示唆するほど、打撃の評価が高かった。

   この他にも広島・大瀬良大地、中日・柳裕也、小笠原慎之介、ヤクルト・高橋奎二は投手とは思えない鋭いスイングを見せる。「9番目の野手」として投手の打撃にも要注目だ。

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