2020年7月23日に公開される映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」。新作映画の公開を目前に控え、19日には第1作の「コンフィデンスマンJPロマンス編」(2019年公開)がフジテレビ系で地上波初放送された。
同シリーズでは俳優の東出昌大さん(32)が、長澤まさみさん演じるダー子、小日向文世さん演じるリチャードとともに活動する、真面目で小心者のコンフィデンスマン(信用詐欺師)・ボクちゃんを演じている。ネット上ではロマンス編の放送後、東出さんが発した「あるセリフ」に注目が集まった。
「愛を弄ぶことだよ」
ロマンス編では香港マフィアの女帝、ラン・リウ(竹内結子)の持つパープルダイヤを巡り、ダー子らが天才詐欺師のジェシー(三浦春馬)と騙し合いを繰り広げる。以前、ダー子らに大金を奪われたヤクザ・赤星栄介(江口洋介)の陰謀も絡む、香港を舞台にしたストーリーだ。
その作品が地上波で放送され、話題となったのが東出さん演じるボクちゃんの言葉。ダー子らはランの懐に入り込むため、なんとかボクちゃんを「運命の人」に仕立て上げようとするも失敗。そこで、作戦の継続を拒否するボクちゃんが、ダー子(長澤)に向かって放った、
「欲望につけこんで金を騙し取る。法もモラルも関係ない。そんな最低の人間が僕らだ。でも最低な人間にもやっちゃいけないことがある。愛を弄ぶことだよ」
というセリフだ。
東出さんは20年1月、現在は活動休止中の女優・唐田えりかさん(22)との不倫が発覚。女優の杏さんと結婚し3人の子供がいることもあって、世間から強い批判の声を受けていた。
作品は不倫発覚前に公開されていたものだが、今回の放送で東出さんの不倫騒動を思い出した人は少なからずいた様子。ツイッターでは、
「観ていた家族一同『お前が言うなぁああああああああぁぁ』」
「お茶吹きそうになった」
「特大ブーメランあざっす」
「本人が1番気まずいでしょう」
といった声が相次いだ。
長澤まさみ「おしどり夫婦はビジネスではないのか」
今回放送されたのが「ロマンス編」ということで、作中ではキャストが「愛」について語る場面が複数あった。東出さんに関しては先述以外のセリフも注目され、「皮肉だ」といった書き込みがされている。
また作品の冒頭では、長澤さんを挟む形で、東出さん、小日向さんが横一列に並び、口上を述べるシーンがあった。そこで長澤さんが発したのが、
「芸能界きってのおしどり夫婦は本当にビジネスではないのか」
というセリフ。東出さんのプライベートを重ねた人が多かったようで、「苦笑いしてしまった」「ボクちゃんの横で言うのやめて」といった声が寄せられた。
「コンフィデンスマンJP」シリーズには7月18日に急逝した三浦春馬さんも出演していた。「ロマンス編」の放送では、冒頭の5秒間にわたって追悼のテロップが流された。