日本が「制限緩和」しても、行こう!ってなるかと言えば... 台湾ネット民の本音

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   日本政府は2020年6月後半から、出入国制限緩和に踏み切った。

   第1弾は、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランド。これに、新型コロナを抑え込んだとも言える台湾が入っていないということに両国のネットユーザーから疑問の声があがったが、7月10日には各中国、韓国、台湾など10カ国・地域を対象に制限緩和に向けた交渉に入ることが報じられた。

   小池百合子都知事が「感染拡大警報を発すべき状況」だと述べる傍ら、「GoTo キャンペーン」を推し進める政府。混沌が続く中、台湾の人々はこの制限緩和にどういった心情を抱いているのだろうか。

  • 台湾の人々が、日本に安心してこれる日は…(イメージ)
    台湾の人々が、日本に安心してこれる日は…(イメージ)
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台湾は日常生活を取り戻している

   台湾当局が提供する健康促進アプリ「疾管家」によると、7月16日時点の総感染者数は452人、うち死者は7人。この日、フィリピンから帰国した1人に感染が確認されたが、適切な隔離が行われたため市中感染にはつながっていないと報告された。そして440人が既に隔離期間を終え、それぞれの生活に戻っている。

   この様に海外から持ち込まれることはあれど、台湾国内で爆発的に広がるという事態にはなっていない。故に人々はすでに、新型コロナにおびえることなく日常生活を送っていると言っても過言ではないだろう。

   夏季に突入し暑さのあまりマスクをしていない人も多いそうだが、それでも国内感染者は増加しないまま今に至っている。手洗いや消毒、そして公共の場でのマスク着用は徹底するも、会食や国内旅行は普通にできており、ホテルは軒並み満室が続いているとのこと。外国人観光客が集まるような大きな夜市や土産物屋は休業している店舗が多いが、地元民が利用するような場所はほぼ通常通りだ。

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