人気俳優の三浦春馬さん(30)が、東京都内の自宅で亡くなっているのが見つかったと報じられ、ネット上で驚きの声が上がっている。
NHKなどの報道によると、自殺とみられるという。三浦さんは、2020年9月から放送予定のTBS系火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」などに出演予定で、テレビ各局などは対応に追われているとみられる。
神奈川県鎌倉市内などで精力的にロケに参加していた
三浦さんが亡くなったとの一報が流れたのは、7月18日15時ごろの日本テレビなどだ。
ウェブ版「日テレNEWS24」などの報道によると、三浦さんはこの日、仕事の予定が入っていたが、仕事場に現れず、所属事務所のマネージャーが13時ごろに自宅マンションを訪ねたところ三浦さんを発見、病院に搬送されたが、死亡が確認された。NHKによると、警視庁は、現場の状況などから、三浦さんが自殺を図ったものとみて詳しい状況を調べている。室内からは遺書のようなものが見つかっているともいう。
三浦さんは、1997年にNHK連続テレビ放送「あぐり」で子役として俳優デビューした。映画「恋空」で2007年度の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなどテレビ、映画、舞台で幅広く活躍し、17年の舞台「キンキーブーツ」では、読売演劇大賞優秀男優賞と杉村春子賞を受賞している。
現在は、NHK総合の旅行番組「世界はほしいモノにあふれてる」で、司会を務めている。9月スタート予定のTBS系「おカネの切れ目が恋のはじまり」では、金銭感覚が崩壊した「浪費男子」を演じることとなり、神奈川県鎌倉市内などで精力的にロケに参加していた。