へずまりゅうの意外な過去 レスリングで国体出場、警察官志望...コロナに「いち早く」警鐘も?

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「コロナが怖くてYouTubeができるかオラ」

   2019年、へずまりゅうの名前で、かつてのレスリング青年はYouTuber活動を開始する。

   当初は「早食い」企画や「ドッキリ」など、比較的平和な動画内容だったが、やがて他の人気YouTuberなどに強引に「コラボ」を迫るなどする「凸(突撃)」に手を染めて話題に。最近では、各地を行脚しながら動画をアップし続け、ついには逮捕、しかも新型コロナウイルス感染が明らかに――という経緯は、J-CASTニュースでもすでに報じたとおりだ

   上述のツイッターでは、新型コロナウイルスについてもたびたび発言が見られる。2020年4月17日の投稿では、「コロナが怖くてYouTubeができるかオラ」などと吹聴、「コロナにびびって家におらんで皆んなで外出て鬼ごっこしようぜオラ」(3月30日)、「お前ら何で外出んのん?渋谷に来いやオラ」(4月3日)と挑発的な発言も繰り返していた。

   一方で、まだ日本国内での新型コロナウイルスへの危機感が比較的低かった1月26日には、「新型コロナがヤバい!」「安倍晋三さん中国人を日本に入れるな!」「国はコロナウイルスを甘くみすぎだ」などといった動画を投稿している。単なる逆張りといえばそれまでだが、その後のツイートでは、「コロナの危険性を一番理解してた」(5月13日)とうそぶき、自らの先見性を主張している。

   本人の思いはさておき、山口県などはその行動の「後始末」に追われている。7月17日には県公式サイトに「ユーチューバー『へずまりゅう』氏と接触した心当たりのある方は、最寄りの保健所または県健康増進課へご相談ください」とする特設ページを設けた。発表によれば、17日だけで、16時までに65件のへずまりゅう関係の相談が寄せられたという。

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