宝塚公演再開は「黄金世代」から... 新時代を支える95期トップスターたち

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   宝塚歌劇団は2020年7月17日から宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で、31日から東京宝塚劇場(東京都千代田区)で中止していた公演を再開する。

   およそ4カ月ぶりの公演再開だが、東西で始まる公演のトップスターは偶然にもどちらも「黄金世代」の95期生。この期には他にも各組で活躍するスターが勢ぞろいで、106年の歴史の中でも稀に見る「スター軍団」だ。舞台エンタメに再び活況をもたらす期待も彼女たちにかかるだろう。

  • 7月17日から公演再開予定の宝塚大劇場
    7月17日から公演再開予定の宝塚大劇場
  • 7月17日から公演再開予定の宝塚大劇場

新トップ2人の持ち味は?

   95期生は2007年に宝塚音楽学校に入学、2009年に初舞台を踏んだ。これまでにトップスター2人(柚香光さん・礼真琴さん)とトップ娘役3人(実咲凛音さん・愛希れいかさん・妃海風さん)を輩出し、スターへの登竜門とされる新人公演の主演経験者は合計7人を数えた。

   再開第1弾の宝塚大劇場花組公演「はいからさんが通る」で大劇場お披露目公演となる柚香光(ゆずか・れい)さんと、東京宝塚劇場星組公演「眩耀の谷/Ray」で東京お披露目公演となる礼真琴さんがいずれも95期生で、東西で95期トップスターが公演再開の先陣を切る。「はいからさんが通る」は柚香さんが2016年に主演した公演の再演で、長身で華やかな容姿とダンスが身上の柚香さんは、伊集院少尉役で軍服を華麗に着こなして好評を得た。

   礼さんはこのスター揃いの95期にあって首席入団で、三拍子そろった実力を若手時代から評価されていた。ショー「Ray」では礼さんのダンスを生かしたダンスシーンも展開される。次の大劇場・東京宝塚劇場公演では、かつて新人公演で主演したフレンチミュージカル「ロミオとジュリエット」主演も決まっている。柚香さん・礼さんともお披露目公演が延期・中断となったが、その分再開を待ちわびたファンの期待は大きく、劇場の熱量も熱くなるだろう。

姉妹サイト