「何とかまとめるという発想はないのか。これが最後通牒なのか」
枝野氏は、今回の提案は「パッケージとしての提案」だとして、
「ゼロから立ち上げた立憲民主党を、これまで、草の根から支えてきてくださった皆さんの信頼と期待に応えつつ、政権の選択として幅広い力を結集する責任を果たすという、両立困難とも言える命題を解決する上での苦渋の判断に基づくものだ」
などと説明。内容面では交渉の余地がないとの立場を繰り返した。
例えば、国民側から「党名は譲れない」という反応があった際の対応を問われると、
「今回、今申し上げたとおりの様々な状況を踏まえて、パッケージとしての提案をさせていただいた。ぜひ、これをお認めいただきたいと、こちらとしてはお願いするに尽きると思っている」
と応じ、記者の
「もう少し幅のある形で提案をして、何とかまとめるという発想はないのか。これが最後通牒なのか」
という確認には、
「この半年間、様々な経緯、特に、この3週間、幹事長に水面下で色々やってきていただいているという状況の中で、私どもとしては、今回の提案を是非、国民民主党さんにもご理解いただきたいとお願いするのが、今の状況」
と答え、「最後通牒」との見方を否定しなかった。