2020年7月16日、ツイッター上の「日本のトレンド」に突如「ドンジャラ」が浮上した。ドンジャラは1980年に登場し、40年にわたり親しまれているボードゲームだ。いったい何があったのか。
「鬼滅のドンジャラ...?」
バンダイは、人気アニメ「鬼滅の刃」とコラボした「ドンジャラ」を8月1日から発売するとして、7月16日からアニメイトオンラインショップやアマゾンなどの通販サービスで予約を開始した。ドンジャラは、手持ちのパイを交換しながら同じ種類の絵柄を集め「役」を完成させ、集めた役に応じて獲得した合計点を競う絵合わせゲ―ムだ。アマゾンではさっそく、おもちゃカテゴリーのベストセラー商品となっており、17時30分現在ランキング1位を記録した。
ツイッター上では、アニメ「鬼滅の刃」とドンジャラのコラボに驚きの声が上がっている。アニメで主人公、竈門炭治郎役を務めた花江夏樹さんは、
「鬼滅のドンジャラ...?」
とツイートした。
ファンだとみられるアカウントからは、「自ジャンルでドンジャラが出るの、オタクの夢だろ(デケェ主語)」、「鬼滅の刃のドンジャラの台かなり好き」といった声が上がった。
「鬼滅の刃」は2016年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、20年5月に最終話を迎えた。19年4月から9月に掛けては、TOKYO MXなどでアニメも放映された。20年10月16日からは、映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開が予定されている。今回発売されるドンジャラは、アニメ「鬼滅の刃」の世界観を楽しむことができるとして、パイにはキャラクターのイラストが、盤面には大きな「滅」の字がデザインされている。
一方で、ドラえもんのドンジャラを懐かしむ声もあがった。
「俺はドラえもん以外のドンジャラを認めないぞ...」
「懐かしいなドンジャラ。ドラえもんのが実家にあった」
バンダイの公式サイトには、「元祖ドンジャラ ドラえもん」が掲載されている。このほか過去には、アニメ「ワンピース」やバラエティ番組「ピラメキーノ」などとコラボした商品も販売されていた。
鬼滅のドンジャラ…?
— 花江 夏樹 (@hanae0626) July 16, 2020