A社は取材にどう答える
代理店のB社に取材を申し込むと、直後に「口コミ大臣」のサイトが消えた。 しばらくして担当者から電話があり、「うちは集客支援のみ行っていて、すでに代理店契約は打ち切っている」と話した。サイトは消し忘れていたという。「僕たちも口コミを増やす方法は知らなかった。●●(A社)さんから『企業秘密』と言われていた」との弁だ。
一方、A社の社長と口コミ事業の責任者Y氏に事実関係を問うと、BazzCop.LTDのフリーメールアドレスから連絡があり「言われのない事柄で驚いております」と回答。
その上で、「今回の御社からの問い合わせについても弁護士と警察に報告しますが・・・明らかにストーキング行為ですね」「本件について警察から連絡があれば捜査に協力してください」と迫った。
同一名義宛てに「『言われのない事柄』『ストーキング行為』は具体的に何を指すのか」などと返信するも、回答はなかった。Y氏の携帯に電話をかけると、「Yです」と受けたために記者である旨を伝えると、「ちょっと違うので失礼させていただきます」と一方的に切られた。
それから数日後、A社の企業公式サイトとBazzCopの一部サイトは閲覧できなくなった。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)
口コミをめぐる問題について、引き続き取材を進めていきます。情報をお持ちでしたら、https://secure.j-cast.com/form/post.htmlまでご連絡ください。