キャンペーン準備時と「状況が変わってきている」
その後は別の記者が、キャンペーンの延期が良いかどうかについて「はっきり(見解を)お願いできますでしょうか」と小池知事に問いかけた。小池知事は「東京都内におきましても、観光産業の皆さまは大変厳しい状況に置かれている。連休が始まったり、夏休みのシーズンでございますので、(キャンペーンは)それを狙ってのことだというのは理解している」としつつも、「それ(キャンペーン)が準備された頃と、今と、少し状況が変わってきているのではないだろうか」と実施のタイミングを疑問視。
そして、
「(国は)『よーく』お考えいただく必要があるのではないか。『よーく』お考えいただいた結果、延期になるのか、地域を限定するのか。それは一番いい方法を考えていただきたい」
と、またしても「よーく」というワードを使って国に問いかけた。
加えて、22日に予定通りキャンペーンが始まることが決定した場合の捉え方について聞かれると、「都民の皆さまが都外に出ることをお控えになることについては、キャンペーンとしてフルスペックにならないのではないか」とした。