「これがブラック校則なのか」 市井紗耶香、娘の学校からの「黒染め要請」明かす

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   タレントの市井紗耶香さんが、娘が通う学校に理不尽な「ブラック校則」があったことを明かした。

   学生の自由を制限するような理不尽な校則である、いわゆる「ブラック校則」。最近でも、日本共産党東京都議団が過去に行った調査が話題になり、三重県内の公立高校の3割弱が頭髪のくせや髪色などを届け出る「地毛証明」を実施していたことなどが、ブラック校則にあたるのではないかと問題視されている。

  • 市井紗耶香さん(2019年撮影)
    市井紗耶香さん(2019年撮影)
  • 市井紗耶香さん(2019年撮影)

「誰かが声を上げなければ変わらない」

   市井さんは2020年7月14日にツイッターを更新し、娘が学校側から

「頭部と毛先の色にムラがあるから黒く黒く染めてきてください」

と言われたことを報告。市井さんいわく、娘は過去水泳経験はあるものの地毛で、入学説明会の際には髪色のチェックは受けなかったそう。市井さんは娘から、

「カラー剤買った方がいい?」

という心配の連絡を受けたと明かし、

「これがブラック校則なのか」
「学校独自のルール」

と嘆きをつづっていた。

   その後、市井さんは学校側と連絡を取り、黒染めはしない旨を伝えたとのことだが、今回の問題に対し、

「過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる」

と苦言。

「これからの社会を子どもたちとどう生きていくか話す良いきっかけにもなったけれど」
「大人がやる気を落とさせたらダメだよね」

と理不尽な校則は子どものやる気を落としかねないとした。

   その後も市井さんは、

「理不尽な校則はなぜ変わらないのか」
「誰かが声を上げなければ変わらない けれどその誰かを『勇気があるね』と称賛する世の中だから変わらない」

と問題提起しつつ、

「今の時代にあった多様性を認め合う社会を作ってほしい」
「子どもたちを信じれるのは大人の大切な役割です」

と呼びかけていた。

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