巨人、池田に続き同期・高田も楽天へトレード 2016年ドラフト組の他の選手は今?

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ドラ3谷岡は育成、7位リャオ・レンレイは戦力外

   即戦力として期待された2位・畠はプロ1年目の2017年7月6日の広島戦でデビュー。その後は先発ローテーションの一角を担い12試合に先発し6勝4敗と勝ち越した。一躍将来のエース候補となったが、2年目以降はケガに泣かされている。18年は2月のキャンプ中に腰を痛め、1軍復帰は秋にずれ込んだ。19年は開幕ローテーションに名を連ねるも結果を出せず5月に2軍落ち。7月には右肘の遊離軟骨摘出などの手術を受けた。飛躍が期待された今シーズンは2月のキャンプで右肩周辺の肉離れで離脱し、開幕1軍を逃した。

   ドラフト3位の谷岡は、プロ2年目の2018年に中継ぎとして25試合に出場した。2勝1敗の結果を残したものの、19年はキャンプ前に右肩を負傷し1軍の出場はなし。9月に右肩の手術を受けたこともあり、オフに育成選手として球団と再契約を結んだ。ドラフト6位の大江は2軍で力を付け、昨シーズンは開幕1軍入りを果たしたが、1軍での登板は8試合にとどまり2軍生活が続いた。

   台湾からドラフト7位で入団したリャオ・レンレイは、身長201センチから投げ下ろすMAX155キロの直球を武器とする投手。巨人では2軍生活が続き結局、1軍での登板機会がないまま戦力外通告を受けた。その後、12球団合同トライアウトに参加し、その結果、西武が獲得。だが、西武でも結果を残すことができず1軍の登板はわずか3試合にとどまり、再び戦力外通告を受けた。

   巨人以外のセ・リーグ球団において2016年のドラフトで指名を受けて入団した選手をみると、ドラフト1位ではDeNA浜口遥大投手(神奈川大)、阪神・大山悠輔内野手(白?大)、中日・柳裕也投手(明大)らがすでに1軍で活躍しており、ヤクルトの寺島成輝投手(履正社)は今年ブレイクを予感させるひとりだ。DeNAのドラフト9位・佐野恵太内野手(明大)は今シーズンからチームの4番を任されている。

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