各局はどう答えた?
J-CASTニュースはNHKおよび在京キー局、そしてTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)に「なぜテレビ討論を行わなかったか。またテレビ討論企画の構想があったとしたら、候補者に出演依頼などは出していたか」と6日に質問した。
NHK広報局は「今回の東京都知事選挙で、テレビ討論を実施・放送しておりません。前回の東京都知事選挙においても、同様の対応をしています。NHKは、放送法に則り、報道機関として自主的な編集判断に基づいて、選挙報道を実施しています」と、前回でも放送していないとした。
キー局では、番組制作については回答していないとの返答が多い。フジテレビジョンの広報宣伝室は「番組制作の過程についてはお答えしておりません」とし、TBSテレビ広報部も「番組の編集過程については、従来よりお答えしておりません」と回答。
テレビ朝日の広報部の担当者は「ニュースをどのような形で伝えるかは状況などをみながら各番組がその都度判断しています。番組制作の過程につきましては従来お答えしていません」とした。日本テレビ放送網にも6日に同様の質問を行ったが、10日現在返答はない。
テレビ東京の広報部の担当者は「テレビ東京では討論等の企画は一切検討していない」と回答。TOKYO MXの担当者は「討論会に関しては当初より計画していなかった」とした上で、「なぜというのはお答えするのが難しいところですが、今回は政見放送の幹事社として対応させていただいた」とコメントした。