以前には、感染拡大していた3月末に「妻と下田に旅行」と明かした
それではなぜ、鳥越氏は、コロナは風邪なのでマスクしなくてもよいなどとした投稿をシェアしたのだろうか。
このことへの説明は書かれていないが、マスクで熱中症になる懸念なども言われていることから、ツイッター上などでは、「鳥越さんはマスク強要集団圧力にブチ切れてるだけ」といった見方も出ていた。
コロナによる生活制限の風潮について、鳥越氏は、異議を唱えるような発言を以前にもしている。
週刊ポストの5月26日付ウェブ版記事では、鳥越氏は、アクティブシニアとして紹介され、インタビューにこう話したという。
「批判されるかもしれませんが、私は自粛中も、可能な限り元通りの生活を続けていました」
「『不要不急の外出は控えて』と言われていましたが、3月31日に妻と2人で伊豆の下田に旅行に行きました」
鳥越氏は、「コロナで騒ぎすぎだ」と言い、自身のような高齢者は、家にいるとすぐに足の筋肉が衰えてしまうとして、「自粛ムードに負けちゃダメですよ」と呼びかけていた。
このようなムードに異議を唱えた著名なアクティブシニアは、ほかにもいた。タレントのせんだみつおさん(72)だ。
同じ週刊ポストのインタビューなどで3月下旬、散歩を悪者にするなと訴え、家にいると体が弱るため、「外出自粛しない」と宣言した。ただ、テレビ番組でも同様の発言をしたため批判が殺到、このことについて、娘はせんださんを叱ったといい、せんださんは発言を反省しているという。