昨季、6月下旬から7月上旬にかけて大連敗
野手では同じくリーグ3連覇の立役者となった菊池涼介内野手(30)が不調にあえいでいる。開幕からここまで14試合に出場し55打数10安打、打率は.182と低迷している。得点の好機では凡打が続き打線のブレーキとなっている。昨シーズンは得点圏打率3割超えも、今シーズンは2割に届かず。ホセ・ピレラ外野手(30)との1、2番コンビはここまで機能していない。
乱調が続く中崎、低迷から抜け出せない菊池の起用に鯉党からは不満の声が上がり始めている。ネット上では、中崎の復活や菊池の復調に期待する声が見られる一方で「新陳代謝」を望む声も。昨シーズンは開幕から低迷が続いたリードオフマン田中広輔内野手(31)を起用し続けたことで首脳陣が鯉党から批判を浴びた。今シーズンもまた、リーグ連覇の立役者の起用法を巡って不満が噴出している。
昨シーズンは6月下旬から7月上旬にかけて11連敗(1分け挟む)を喫した。6月28日からの2連敗後、30日の引き分けを挟んで7月10日まで負けが続いた。今シーズンは7月1日から4連敗を喫し、8日のDeNA戦で連敗をストップしたものの再び黒星。借金を返済して上位に浮上するにはリリーフ陣の整備が急務となる広島。7月10日の中日戦(ナゴヤドーム)はエース大瀬良大地投手(29)が先発のマウンドに上がる。