泉佐野市、豪雨被災地へのふるさと納税を「代行」 返礼品はあるの?

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返礼品はどうする? 「タオルくらいは...」

   泉佐野市をめぐっては、制度への復帰後にどんな返礼品で寄付を集めるのか注目されている。今回の代理寄付で何を返礼品にするか、J-CASTニュースは尋ねてみた。

「残念ながら返礼品は送れません。ふるさと納税制度に復帰するにあたり、返礼品の提供には改めて総務大臣への申請が必要なのですが、申請が承認されるまでは送れないのです。せめて、市の名産品である『泉州タオル』くらいは送りたかったのですが...」

   泉佐野市は2018年度にふるさと納税で全国トップの497億円を集めた実績とノウハウがある。迅速な手続きで、被災した熊本県に支援が行き渡ることが期待される。市担当者によると、7月10日にも専用サイトを立ち上げる。

氾濫した大分県日田市の筑後川に設置した九州地方整備局のライブカメラから(7月7日午後7時過ぎ)
氾濫した大分県日田市の筑後川に設置した九州地方整備局のライブカメラから(7月7日午後7時過ぎ)

   ふるさと納税情報サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクによると、同じように九州の豪雨の被災自治体への代理寄付を行っているのは、7月9日昼現在で神奈川県鎌倉市、兵庫県朝来市、山梨県富士吉田市、茨城県境町、愛媛県、山形県南陽市、茨城県行方市、大阪府和泉市、鳥取県の9県市町。

   ふるさとチョイスを通じた被災自治体への寄付額や7月9日14時時点で約1億5949万円あり、うち38%の約6129万円を代理寄付が占めている。

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