「数十年に一度」の大雨特別警報、実は毎年出ていた 専門家「一般の人々の感覚では違和感」

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福岡県では「4年連続」で数十年に一度が...

   実際に大雨特別警報はどれくらいの頻度で出ているのか。気象庁からデータを提供してもらい、2013年の特別警報が制定されて以降のすべてをまとめた。次の一覧表に示すように、実は毎年出ている。

1)2013年9月16日 福井県、滋賀県、京都府、台風18号による
2)2014年7月7日 沖縄県、台風8号による
3)2014年7月9日 沖縄県、台風8号による
4)2014年8月9日 三重県、台風11号による
5)2014年9月11日 北海道、大雨による
6)2015年9月10、11日 栃木県、茨城県、宮城県、関東・東北豪雨による
7)2016年10月3日 沖縄県、台風18号による
8)2017年7月5日 島根県、梅雨前線の大雨による
9)2017年7月5日 福岡県、大分県、九州北部豪雨による
10)2018年7月6、7、8日 長崎県から岐阜県までの11府県、豪雨による
11)2019年7月20日 長崎県、台風5号による
12)2019年8月28日 佐賀県、福岡県、長崎県、前線の大雨による
13)2019年10月12、13日 静岡県から岩手県までの13都県、東日本台風による
14)2020年7月4日 熊本県、鹿児島県、梅雨前線の大雨による
15)2020年7月6日 福岡県、佐賀県、長崎県、梅雨前線の大雨による
16)2020年7月8日 岐阜県、長野県、梅雨前線の大雨による

   このように、地域ごとでも毎年のように大雨特別警報が出ているところもある。例えば福岡県は、2017年以降4年連続で出ている。

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