声優の大空直美さんが2020年7月7日にツイッターで、異例の長文でネットでのコミュニケーションについて発信した。すさみがちなネットでの応酬に一石を投じた形だ。
「過去にわたしも、心無いことを...」
大空さんは7月7日に
「心ない言葉を書き込んだり、攻撃をしたりするの、そろそろやめにしませんか...? 『攻撃されたってそういうものだからしょうがないでしょ』という考えの人もいるみたいだけれど、世の中が大変な時だからこそ、優しい言葉の掛け合いをしていきたいなと思うのです」
と投稿した。続けて
「過去にわたしも、心無いことを言われたとき『この人がわたしを攻撃することで、この人の気持ちが落ち着くなら...それでいいのかもしれない』と自分の気持ちを堪えることもありました。喜んでくれる人たちのために、作品のために、キャラのために自分のために、お仕事をしていきたいからね」
と自らの実体験を語っている。それでも
「でもやっぱり『耐える』しかない世の中って、どこか異常なんじゃないかって、最近気づいたんです」
と続けた。