安斉かれん「ポストあゆ」路線は放棄? 「M」終了とともに見せたイメチェンぶりとは

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   2020年7月7日に放送された「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)の3時間スペシャルに出演した歌手の安斉かれんさん(20)が視聴者の間で話題だ。

   3時間スペシャルの第2部である「浴衣姿で大騒ぎ! 女だらけで七夕まつり」に登場した安斉さんは、司会の明石家さんまさん(65)から、「エイベックスでいらっしゃる?」と聞かれると、「令和の元日にデビューさせていただきました」と、2019年5月1日のデビューを振り返りつつニッコリ。「バラエティーとかもまだ全然慣れていないので」と、同番組初登場の緊張感を語った。

  • 「M 愛すべき人がいて」の撮影終了を報告する安斉かれんさん(本人のインスタグラムから)
    「M 愛すべき人がいて」の撮影終了を報告する安斉かれんさん(本人のインスタグラムから)
  • 「M 愛すべき人がいて」の撮影終了を報告する安斉かれんさん(本人のインスタグラムから)

「蛍光色の靴はいて、TikTokとかで踊ってる人とかが苦手です」

   第2部終盤、「私が彼氏にしたくない男」とのテーマで番組が進行する中、付き合っている男性の服のセンスが悪い場合、それを許せるか否かで話が盛り上がった瞬間があった。その際、安斉さんは「蛍光色の靴はいて、TikTokとかで踊ってる人とかが苦手です」と、一般論の体裁を保ちつつも、妙に具体性のある描写で苦手な男性のタイプを表現。

   さらに、「ダメージジーンズと蛍光色の靴をはいて、TikTokで踊ってる人」「要するにパリピ系みたいな」と、動画アプリ「TikTok」の名前を出しつつ、同様の表現で苦手な男性のタイプを明かしたのだった。

   やはり、妙に具体的な表現だったために、スタジオ内は大爆笑。さんまさんが「そんなに(具体性があって)嫌いっていうのは......元カレちゃう?」と畳みかけると、安斉さんは突如として「ヌハハ!」と大笑い。結果、周りの出演者から「分かりやすい!」「図星!」と指摘されるに至ったのだった。

   これらのシーンを見た視聴者からは、「さんま御殿観て安斉かれんさん好きになりました」といった声がツイッター上に続々。他にも、

「安斉かれんさんM愛のときも可愛かったけど、普通にさんま御殿で喋ってたのも可愛かったな...安斉かれんさんのオタクになろうかな」

と、7月4日に最終回を迎えた「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の名前を挙げつつ、安斉さんを絶賛する声も上がっている。

あゆ路線は「もったいない」?

   安斉さんはデビュー当初から、エイベックスが大々的に売り出す歌姫、ということで「ポスト浜崎あゆみ」と評されてきた。さらに「M 愛すべき人がいて」では、その浜崎あゆみさん(41)をモデルとした「アユ」役を演じたのはご存じのとおり。積極的に浜崎さんになぞらえているかのようにも見える。

   ただ、「さんま御殿」に出演した安斉さんを見ると、必ずしも「ポスト浜崎あゆみ」とは言えない兆候がいくつも見られる。まず、安斉さんはデビュー1年2カ月でバラエティーへ登場、饒舌にトークを繰り広げたが、一方の浜崎さんはデビュー当初はバラエティーにはほとんど出演しなかったほか、歌番組でもゆっくりとした口調でトークを展開する様子が話題になるなど、安斉さんが見せた姿とはずいぶんと異なる。

   対して、「さんま御殿」で快活な姿を見せた安斉さん。これはすなわち、早くも「脱あゆ」が始まったという兆候ではないだろうか。実際、安斉さんが3月31日にリリースした「FAKE NEWS REVOLUTION」のYouTube公式動画のコメント欄には、

「あゆのドラマ終わったら思い切って路線変えてみたら売れそう。あゆの面影で評価されるのはもったいないよ~」

といったコメントが散見される。視聴者の間でも「脱あゆ」を支持する層が確実に存在するのだ。ドラマ終了をきっかけに早くも「脱皮」が始まった安斉さんに、多くの視聴者が魅了され始めているのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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