摘発が甘くなる!?
差し挟まれるコーナーについては相当な改革が求められそうだが、次に、進行方法の変化について考えてみよう。前述したとおり、各教室での撮影はそれほどの変化は必要なさそうだが、それでも、レギュラー出演者の5人が「大声を上げて笑ってしまう」という点は飛沫防止の観点から看過できない。 そこで考えられるのが、「マスクを着用したままでの撮影」だ。これなら、飛沫を最大限減らすことが出来る。しかし、これでは表情の変化が分かりづらくなり、多数の「摘発漏れ」が発生しそうだ。
ただ、これはむしろ「朗報」と言えるかもしれない。近年は収録の際に「痛み止めを飲んで撮影に臨んだ」といった声が出演者から上がるなど、年々年を取る出演者にとっては毎年厳しさがアップする状況となっているわけであり、それを考えれば「摘発が甘くなる」というのは決して悪い変化とは言えないからだ。また、マスクを生かした「笑い隠し」や、これを暴露しようとする出演者同士の攻防など、新たな見所も期待できる。