2人の利害は一致しない!?
次に、仮にこの2人が組む場合における、それぞれにとっての損得を考えてみよう。まず、木下さんはその引退の引き金となった「タピオカ騒動」がまだ解決しておらず、問題解決の前のYouTuberデビューは大炎上必至であり、現在2人の子供を育てる「ママタレ」である木下さんが大炎上するのは、本人の今後にとって大きなマイナスとなるだろう。ゆえに、性急なデビューは禁物である。
一方のTKO木下さんだが、木下さんとコラボした場合、「アンチ優樹菜」からの執拗な攻撃により、やはり、大炎上が予想される。ただ、TKO木下さんについては、YouTuberデビューの際の謝罪動画の大炎上ぶりが大きな話題になるなど、「大炎上キャラ」が定着し始めているとでも言える状況になっているとは言えないだろうか。もはや、大炎上に対する「耐性」が付き始めているTKO木下さんであれば、大炎上で再生回数が増えるという状況もすでに「オイシイ」と考えても不思議ではない。
加え、TKO木下さんのチャンネルの昨今の状況を見てみると、デビュー動画こそ再生回数が439万回(7月7日昼過ぎ時点)を誇っているが、その後の動画の再生回数は概ね右肩下がり。直近1か月の動画9本中、8本は10万回に届いておらず、「息切れ感」は否めない。そう考えると、今すぐのコラボ実現がTKO木下さんにとってはプラスになりそうだ。
つまり、現時点でのコラボは木下さんにとってはマイナス、TKO木下さんにとってはプラスということで、利害が一致しないということになる。というわけで、現時点でのコラボはやめておいた方が良いのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)