「長期休暇前に注意を喚起するためにこのタイミングで掲載」
少年写真新聞社は、「クイズ メディアリテラシー」を7月号に掲載することを、4月に発表していた。
「夏休みになると、中高生がネットに接する機会も増えると思います。長期休暇前に注意を喚起するためにこのタイミングで掲載しました」
と、長期休暇の過ごし方を考慮してこの時期に掲載したと狙いを語る。また、中高生向けに工夫した点として「ひと目でわかること」を意識したという。
「読者は中学・高校生ということと、掲示写真ニュースという媒体の性質を踏まえて、『ひと目でわかること』を重視し、監修者の下村健一さんと相談しながら作成しました。生徒が楽しめるようにクイズ形式にして、さらに紙面下を折り返すと答えが隠れるようにして、生徒が自分で考えられるような仕掛けも盛り込みました」
監修者の下村さんは令和メディア研究所主宰で、小学教科書の執筆など、子ども達のメディア・情報教育にも携わっている。「下村健一&令和メディア研スタッフ」のアカウントでツイッターも利用しており、大反響の発端となったツイートを引用し、「なんか、バズってる...。情報のパンデミック、これは感謝!(以下略)」と3日に発信していた。
なんか、バズってる…。情報のパンデミック、これは感謝! この壁新聞、全国5,000校以上の中高に来週半ば頃まで掲示されてます。#コロナ の #第2波 と一緒にきっと起こる《コロナ関連デマの第2波》に備えて、子ども達に今の内に“抗体”を身につけて欲しいな〜と思って監修させてもらいました。 https://t.co/9gY7A72BeQ
— 下村健一&令和メディア研スタッフ (@ken1shimomura) July 3, 2020