ドラマ「M」が描いた、浜崎あゆみのセルフプロデュース力 現実と重なる「20年前の出来事」

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ドキュメンタリー番組の中でも貫かれていた「セルフプロデュース」

   番組中では、2週間ぶりに番組スタッフの前に姿を表わした際に、明るい表情で「ごめんなさい! ごめんなさい!」と謝罪の言葉を連呼する様子が映っており、「滞った雑誌の合同取材」「心なしか、その表情に疲れがにじんでいるように見えた」とのナレーションが流れている。なお、「失踪」の直後には、「Far away」(2000年5月発売)のレコーディングがあったことが明かされており、ドラマでアユが一時的にではあるが連絡を絶っていたシーンがあることを思い出すと、脚本を作成する際に参考にされた可能性がある出来事だと言えよう。ちなみに、原作小説でも浜崎さんが「失踪」するシーンが描かれているが、それは1999年の出来事として描かれている。

   なお、「スーパーテレビ情報最前線」では、浜崎さんがCDのジャケット撮影の際にスタッフに指示を飛ばすシーンや、初めての全国ツアーの内容を協議する会議で自ら議論を主導する姿が収められており、セルフプロデュースに余念がない様子が分かる内容となっており、この点もドラマと符合する点となっている。自らをプロデュースする力を身に着けたアユがマサの手を離れてスターとなる姿が描かれた最終回は、まさしく、浜崎さんがカリスマとなるまでの過程を忠実に再現したものだったと言えるのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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