コロナ禍の窮状、浮き彫り 回答者、都知事選で誰に投票?
J-CASTニュースは5日、世田谷区、目黒区、渋谷区で、投票を終えた人に「今、都知事に訴えたい、あなたの困りごと」について質問した(複数回答あり)。また、誰に投票したかも尋ねた。30人(うち男性14人、女性16人)に応じてもらい、このうち、18人が定額給付金の素早い振り込みについて挙げた。うち10人は給付金の追加や増額も求めた。
定額給付金は国の緊急経済対策で、申請の受け付けや振り込みなどの実務は特別区や市町村が担っている。厳密には都知事に権限はないが、取材に応じてくれた人にとって、都知事選での投票がコロナ禍を受けて意思表示をするいい機会になったようだ。
失業や休業、賃金カットなどにより仕事や収入に関して困っていて、「何とかしてほしい」という人は10人。外出自粛や休業要請など、経済に悪影響を及ぼす施策はやめてもらいたいと訴える人は8人いた。実に30人中26人がコロナ禍に関する困りごとを挙げた。
投票した人については16人(53%)が小池氏、山本氏が6人、元日弁連会長の宇都宮健児氏が5人と続いた。