「たとえ小さい規模になったとしてもイベントを開催することが...」
J-CASTニュース既報(「エアコミケからバトン...『エアコミティア』開催へ進む準備 ハッシュタグで創作つなぐ」、5月8日配信)の通り、コミティアは、同じくコロナの影響で中止となったコミックマーケットの準備会を中心として設立された「がんばろう同人」プロジェクトに参加している。
――コミックマーケット準備会による「がんばろう同人」プロジェクトへ参加などの、即売会同士での連携の経緯をお聞かせ願えますか。また、このプロジェクトではどのような取り組みを行いましたか。
元より「DOUJIN JAPAN 2020」というプロジェクトで、コミックマーケット準備会やコミティア実行委員会を含めた東京ビッグサイトを利用する7団体が定期的に会合を持ち、情報交換などをしていましたので、自然な流れで参加させていただくことにしました。 コミティアではCOMITIA132extraの開催予定日だった5/17に、「エアコミティア」という、ツイッターのハッシュタグを利用したオンラインイベントを行っています。
――参加者の連絡先の把握などの検討を進めているとのことですが、今後のウィズコロナ時代でのイベントのあり方・展望などをお聞かせ願えますか。
同人誌即売会の場合、会場の方針が第一にあった上で、各自で対策を行うという形なので、私達が代表して言えることはありません。ただ、たとえ小さい規模になったとしてもイベントを開催することが、同人誌即売会を支える関連企業、特に同人誌印刷所の支援にもなると考えています。同人誌文化の発展の影には作品を「安くて短納期、自由な装丁で綺麗に」仕上げてくれてきた同人誌印刷所の存在があります。このままだと、何かしら取り返しのつかない壊れ方をしてしまうのではないかと心配しています。