「一度スタメンから外してリフレッシュさせた方がいい」
スタメン落ちの危機に直面しているリードオフマンが阪神・近本光司だ。新人の昨年はセ・リーグ新人安打記録の159安打を放ち、36盗塁でタイトルを獲得するなど大活躍だったが、2年目の今季は開幕から打撃不振が続き、12試合を終えて打率.149、1本塁打。
今月2日の中日戦(ナゴヤドーム)では2点を追う9回無死一、二塁の好機で犠打を2度失敗し、遊飛に倒れるとバットを叩きつけて苛立ちを露わにした。近本の活躍なくして阪神の上位浮上は望めないが、「迷いながらプレーしている感じがする。一度スタメンから外してリフレッシュさせた方がいい」という指摘の声も上がる。
12試合で計24得点、1試合平均2得点と貧打で最下位に低迷する中、矢野監督のテコ入れ策が注目される。