東京都の新型コロナウイルスの新たな感染者確認数が100人以上となっている、と各メディアが2020年7月2日昼、報じた。
緊急事態宣言解除後初の「100人以上」に、ツイッター上では驚きや嘆きの声が広がっている。
経済再開ムードの中で感染者急増
7月2日の12時40分頃、テレビ各局などは都の新規感染者数が100人以上、確認されていると速報で報じた。1日の感染者数が100人以上となるのは、緊急事態宣言が出されていた5月2日以来、2ヶ月ぶりとなる。
前日の7月1日には東京ディズニーランドが約4ヶ月ぶりに営業を再開するなど、経済再開ムードが高まっていた中での感染者100人以上の確認。ツイッター上では「なんなんコロナ」「ディズニー諦めなきゃじゃん」と感染増を嘆く声が相次いだほか、「また自粛生活か」と緊急事態宣言が発令されていた4〜5月末の生活に逆戻りすることを懸念する声も聞かれている。
都は数値目安を設けない、新たな新型コロナウイルスのモニタリング基準を6月30日に決定している。新規陽性者数、東京消防庁救急相談センターへの発熱相談件数など7つの項目を週1回程度、感染症の専門家が分析し、状況悪化と判断された場合は不要不急の外出自粛などを都民に呼びかけるとしている。