巨人・原監督「公開説教」は期待の裏返し? 乱調沢村に「愛のムチ」も...

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コロナ影響、ただでさえ負担増しかねないリリーフ陣

   この日、原監督の怒りの導火線に火をつけたのが先発メルセデスだ。5回まで1失点と好投を見せ、6回はツーアウトまで取りながら死球とヒットでピンチを招いた。昨シーズンは6回以降、突如乱れることが多く、5回までと6回以降では「別人」のようだと指摘されていた。6回以降の投球が今シーズンの大きな課題であったが、この日はデータ通りの結果となり、交代を告げる指揮官の表情は厳しかった。

   今シーズンは新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンが120試合に短縮された分、例年のシーズンよりも連戦が多くなる。接戦が続けばリリーフ陣の負担が増えることは目に見えており、首脳陣としては先発陣に最低6回、できれば7回あたりまでは踏ん張ってほしいというのが本音だろう。勝ちゲームが続く巨人は「勝利の方程式」の救援陣が登板する機会がおのずと増えているだけに先発の役割は大きい。

   チームは連勝がストップし今シーズン3敗目。2位DeNAには再び0.5ゲーム差につめられた。2日のDeNA戦で敗れればDeNAに首位の座を明け渡すことになる。指揮官の「公開説教」はナインの奮起につながるのか。2日の首位攻防戦の先発のマウンドには桜井俊貴投手(26)が上がる。

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