仏化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)の日本法人である日本ロレアル(東京都新宿区)は2020年7月1日、歌手や俳優として活躍する錦戸亮さんが、同社のメイクアップブランド「MAYBELLINE NEW YORK」(以下、メイベリン)の「ジャパン ブランドサポーター」に就任したと発表した。
化粧品ブランドの広告に、男性を起用する動きが広まりつつある。
錦戸さんの「『自分らしく』を感じられるコメント」が高評価
メイベリンは、ニューヨーク発の人気メイクアップブランド。「常に新しいことにチャレンジし自分らしさを楽しんでいること」がブランド理念と合致したとして、錦戸さんをブランドサポーターに起用した。錦戸さんは8月上旬から、メイベリンのブランドムービーや、マスカラのキャンペーンなどに登場予定。
日本ロレアルの発表内で、錦戸さんは
「メイベリンと言えば、すごくパワフルでクールなイメージを持っていました。そのイメージをもっとわかりやすく、日本の皆様にも伝えられたらなと思います。なりたい自分を表現したり、ありのままでいることに自信を持つこと、そんな誰かの背中を押してあげることができたら嬉しいです」
とコメントした。
これを受けて、ツイッター上では、
「そこも意図してかは分からないけど"あなた""自分""ありのまま"っていう言葉を使っているところも秀逸だと思う 女性男性だけでは表しきれない『自分らしく』を感じられるコメント」
「亮ちゃんのコメント、化粧品のブランドサポーターとはいえ対象を女性だけに絞らないところ、『変わる』よりも『自分らしく』を応援してくれるところ、きちんと感性がアップデートされていて、優しくて、亮ちゃんらしくて好きだなぁ。メイベリンのブランド理念との合致を確かに感じるよね!」
と、錦戸さんのブランドサポーター就任に喜ぶ声が上がった。また、化粧品ブランドの広告などに男性を起用する動きを歓迎する声も多数挙がっている。