「終わる理由はもう皆さんお察しの通り」
Zeebraさんは
「(番組を)始めてすぐにものすごく大反響で。テレビ界の中でも当時クレイジージャーニー(TBS系)とフリースタイルダンジョンの2つがちょっと異質で、すごいと言ってくれてた。おかげさまでヒップホップにはいろいろ貢献できたんじゃないかと思ってはいたんですけども」
などとスタート当時を振り返った後、
「終わる理由はもう皆さんお察しの通りでございますよ。これね、すごい難しいところで、はっきり言うとね。もともと例えば漢がそういうリリック(歌詞)を歌っていて、そういうスレスレな感じっていうのもエンターテインメントだとなっていたわけです。でもそれが、こうなってしまうとエンターテインメントではなくなってしまう。そういう意味でそれをエンターテインメントとして売った俺の責任もある、と本当に俺は思っています。本当に申し訳ない」
と語った。
漢さんは、自身の楽曲「my money long」の中で「年中無休でポリスとガンジャ(大麻)を上手く巻く」とつづり、番組内のバトルでは「俺はブリブリだし」と、大麻の摂取により酩酊した状態を指すとされる「ブリブリ」を用いるなど、過激な歌詞で知られている。
Zeebraさんはその後、
「ただ、やはり番組としては、不祥事が続くような番組は続けられないのは、しょうがないんんですよ。むしろここまでやってくれたテレビ朝日には本当に感謝ですし、サイバーエージェントさん本当に感謝です。制作チームも本当に感謝」
「これ誰のせい?って話ではないです。とにかくヒップホップがどうなっていくべきか考えなきゃいけないこと。みんなも別にバカがしたくてやってるわけじゃないと思います」
など、「不祥事」が番組終了の一因であることを示唆し、ヒップホップという文化について持論を語った。