「電音部」仕掛けるバンナムの戦略 進む2次元+クラブの融合と、近接ジャンルの取り込み

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クリエイターの顔ぶれにも...

   もう一つ注目されたのは、キャラクターの顔ぶれ以上に参加するミュージシャンの顔ぶれだ。こちらでは現役VTuber本人(周防パトラ)やVTuberの界隈で活躍している作曲家(AioBahnさん、Yunomiさん)、バンダイナムコスタジオ出身者(佐藤貴文さん、TAKU INOUEさん)、多彩なDJ陣(TEMPLIMEさん、KOTONOHOUSEさん、Snail's Houseさんら)が参加している。さらにtofubeatsさん・kzさん・ケンモチヒデフミさん(水曜日のカンパネラ)のように、ポップス方面でも実績豊かな顔ぶれがそろった。

   ASOBINOTES ONLINE FESで電音部が発表された時、司会者から「これを見ている人はクリエイターに注目している人も多い」との旨のコメントもあったが、実際声優・ゲーム音楽のコンポーザーには自らDJとして活躍する人も少なくない。それがD4DJや電音部でのゲームとクラブミュージックの融合にも一役買っているだろう。このような話題性を持ちつつ、電音部では3DキャラクターがDJプレイをするライブシステム「BanaDive AX」が導入され、臨場感溢れるシーンをユーザーは鑑賞できる計画だ。

   今世紀、キャラクターと音楽・ライブの融合を通じて様々な人気コンテンツが生み出されてきた。これからも各タイトルが切磋し、クラブカルチャーと融合して新しい境地を切り開いていくだろう。

(J-CASTニュース編集部 大宮 高史)

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