藤井七段、最年少タイトル獲得に王手 ひふみん「非の打ち所がないことに感嘆するばかり」

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   将棋の藤井聡太七段(17)が2020年6月28日、東京将棋会館で行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負の第2局で、渡辺明棋聖(36)に勝利し、タイトル獲得の歳少年記録に王手をかけた。

  • 藤井聡太七段(画像は日本将棋連盟の公式ウェブサイトより)
    藤井聡太七段(画像は日本将棋連盟の公式ウェブサイトより)
  • 藤井聡太七段(画像は日本将棋連盟の公式ウェブサイトより)

ひふみん「ストレート奪取を期待します」

   藤井七段は第1局のスーツ姿とは違い、渡辺棋聖と同じく和服で勝負に挑んだ。持ち時間はそれぞれ4時間。後手だった藤井七段は90手で勝利した。

   この藤井七段の勝利に、「ひふみん」の愛称で知られる将棋の加藤一二三・九段はツイッターでハッシュタグ「#将棋」「#藤井聡太」を使い、こう呟いた。

「藤井聡太七段の完勝でした!万全なる事前研究のもと大舞台に臨まれており非の打ち所がないことに感嘆するばかり。将棋界の歴史をいとも容易く塗り替える予感に満ち溢れた17歳。ストレート奪取を期待します。」

   またネット上でも、藤井七段の勝利に

「藤井七段タイトルに王手だね。いやあ、強い」
「渡辺棋聖お疲れ様でした。藤井七段おめでとうございます」
「藤井七段、渡辺棋聖に快勝でタイトル奪取に王手! 落ち着いた指し回しでした。いやはや、本当に恐ろしい」
「藤井七段2連勝で棋聖に王手か。歴史的瞬間に立ち会えるかここから巻き返されるか、先が楽しみだ」

   といった声があがっている。

   第3局は7月9日の予定。5番勝負で先に3勝するとタイトルを獲得する。

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