手越祐也「歌唱力」伝説 故ジャニーさんも太鼓判、X JAPANカバーも...会見での「自信」は伊達じゃなかった

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   2020年6月19日付でジャニーズ事務所を退所し、独立して活動を始めた元「NEWS」の手越祐也さん。23日の会見では様々なことを語ったが、その中でしばしば音楽活動へのこだわりを明かしていた。

   会見直後に早速ツイッター上で短くアカペラを歌ってみせるなど、手越さんにとって歌は強く結びついているようだ。これまでのエピソードからもその自負は垣間見える。

  • 今後、手越さんはどんな活動に踏み出していくか
    今後、手越さんはどんな活動に踏み出していくか
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「Forever Love」を歌ったらジャニーさんに褒められた

   会見後の6月24日、手越さんはツイッターに投稿した動画の中で、アカペラで「I hope you have nice dreams」と短く歌い上げた。これがなかなかの評判で、「久々に手越くんの歌が聞けて嬉しい」といった絶賛の声が動画を見たファンから寄せられた。

   手越さんは6月23日の会見で、故ジャニー喜多川さんから「YOUの歌は最高だよ」「YOUにジャニーズがあんまり歌えないってイメージを変えてほしいよ」と言われた思い出に言及している。増田貴久さんとの「テゴマスのラジオ」(MBS系)でも、19年6月26日の放送400回記念回の中で、ジャニー氏の前で尊敬するアーティストであるX JAPANの「Forever Love」を歌ってみたところ「YOU歌やばいよ」と褒められたことを振り返っていた。当時から自主的にボイストレーニングを受けていたと雑誌「Myojo」2011年8月号で語っている。

   NEWSとしてデビュー後も伸びやかなハイトーンボイスを得意としてきた手越さんには、Jr.メンバーのボイストレーニングを任されており、6月23日の会見時点でも「何も言われないんだったら(ボイストレーニングを)続けていきたい」と語っている。

番組では非ジャニ歌手ともコラボ

   手越さんはジャニーズ以外とのアーティストとの共演で歌唱を評価されることもあった。2019年7月6日放送の「THE MUSIC DAY 2019 ~時代~」(日本テレビ系)では、「ハイトーンメドレー」企画にジャニーズメンバーとして1人だけ参加し、X JAPANの「紅」を歌唱し視聴者から大きな反響があった。

   2019年11月27日放送の「ベストアーティスト2019」(日本テレビ系)では俳優の山崎育三郎さんと共に狩人の「あずさ2号」を披露している。他にも音楽番組では鬼龍院翔さん(TBS系「ハロウィン音楽祭2017」)、徳永英明さん(フジテレビ系「FNS歌謡祭2017」で、テゴマスとしてコラボ)らとコラボ経験がある。6月23日の会見での手越さんの「歌うこと」への自負も、長く歌唱を評価され続けてきた自信あってのことだろう。

フェスで「アウェー戦」をやってみたかった

   手越さんが挙げた退所理由の1つに、外部のアーティストから音楽イベントで出演のオファーをもらっても、なかなか実現につながらなかったというものがあった。「NEWSのライブがホームだとしたら、フェスとかってどちらかというとアウェー戦になるじゃないですか。アウェー戦で僕らのパフォーマンスをみてもらったほうが、NEWSに還元できるなというのが僕の思い」と会見で語っている。自身のアーティストとしてのスキルに自信を持ち、NEWSに在籍しつつ多彩なアーティスト活動ができればと考えていたことをうかがわせた。

   「やはり影響力をこれ以上持つためには、個人でいろいろなところに出て行って、勝負していって、いろいろなところに手越祐也という名前を刻んでいくしかないなという思いが一つ」あったとも語ったが、当然そこにはNEWS時代にできなかった幅広い音楽活動への野望も秘めていると思われる。ソロシンガー・手越祐也としてはどのような路線を歩むのか、手越さんの今後の芸能活動の成否を占う上でも重要だろう。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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