フェスで「アウェー戦」をやってみたかった
手越さんが挙げた退所理由の1つに、外部のアーティストから音楽イベントで出演のオファーをもらっても、なかなか実現につながらなかったというものがあった。「NEWSのライブがホームだとしたら、フェスとかってどちらかというとアウェー戦になるじゃないですか。アウェー戦で僕らのパフォーマンスをみてもらったほうが、NEWSに還元できるなというのが僕の思い」と会見で語っている。自身のアーティストとしてのスキルに自信を持ち、NEWSに在籍しつつ多彩なアーティスト活動ができればと考えていたことをうかがわせた。
「やはり影響力をこれ以上持つためには、個人でいろいろなところに出て行って、勝負していって、いろいろなところに手越祐也という名前を刻んでいくしかないなという思いが一つ」あったとも語ったが、当然そこにはNEWS時代にできなかった幅広い音楽活動への野望も秘めていると思われる。ソロシンガー・手越祐也としてはどのような路線を歩むのか、手越さんの今後の芸能活動の成否を占う上でも重要だろう。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)