前澤友作「私ごときをデヴィ様に存じて頂き光栄です」 寄付めぐる「皮肉」に反応

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   タレントのデヴィ夫人が2020年6月25日にツイッターを更新し、ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長が京都大学に総額100億円を寄付したことに触れ、柳井氏を称賛するとともに、ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏を皮肉った。

   すると前澤氏もデヴィ夫人の投稿に反応。「大人な対応ですね」といった声も寄せられた。

  • 前澤友作氏とデヴィ夫人
    前澤友作氏とデヴィ夫人
  • 前澤友作氏とデヴィ夫人

「前澤社長の資産の使い方とは大違いですね」

   デヴィ夫人は、「ユニクロの柳井正会長が、ノーベル賞受賞者の本庶佑京大教授のガン免疫研究や山中伸弥教授のiPS細胞研究に個人資産から100億円を寄付(ガン50億、iPS45億、コロナ5億)」と柳井氏の寄付に触れ、「国の支援は使途と時間に制限があるが個人支援は自由度が高く研究に専念できると喜ぶ両教授」と称えた。そのうえで、

「前澤社長の資産の使い方とは大違いですね」

と皮肉たっぷりに書き込んだ。

   柳井氏と京大は24日、京大で開いた会見で寄付について発表。柳井氏は京大に設けた「柳井基金」に今年度から毎年5億円を10年間寄付し、本庶氏がセンター長を務める「医学研究科附属がん免疫総合研究センター」の研究を助成する。山中氏が研究を進めるiPS細胞については、まず今年度5億円を新型コロナウイルスのワクチン開発などのために寄付し、21年度からは自己由来のiPS細胞研究のため毎年5億円を9年間寄付する。

   前澤氏は22日、ツイッターのフォロワーが700万人を超えたら「直ちにお金配りをします」と予告。その後フォロワーが急増する過程も投稿している。5~6月にかけては「ひとり親応援」で1万人に10万円(総額10億円)、「カップル応援」で100人に100万円(同1億円)を配るなどしてきた。こうした「お金ばらまき」(のちに「お金配り」に訂正)の理由として「お金を配るといろんな声が集まる。フォロワーも増える。それは起業家にとって事業作りのヒントやチャンスになる。みんなが喜ぶ事業を作ればまた儲かる。儲かったらまた配る。誰も損しない究極のエコシステム」と説明している。

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