屋外コスプレイベントが関東に帰ってくる 「acosta!」「コス博」再開に歓喜

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   新型コロナウイルスをめぐり、県境をまたぐ移動自粛が解除されたことを受けて、関東の屋外コスプレイベントの主催者たちは、イベント再開を進めると相次いで発表している。

   コスプレ関連事業で知られるハコスタ(大阪府大阪市)は2020年6月24日、「acosta!@池袋サンシャインシティ」(以下アコスタ)を7月23日から26日の間に開催すると、ツイッターの「acosta!関東」公式アカウント上で発表した。

  • 「acosta!」公式サイトより
    「acosta!」公式サイトより
  • 「コスプレ博実行委員会(勇者屋)」のツイート
    「コスプレ博実行委員会(勇者屋)」のツイート
  • 「acosta!」公式サイトより
  • 「コスプレ博実行委員会(勇者屋)」のツイート

関東でのアコスタは約5か月ぶり

   アコスタは、ハコスタが運営する屋外コスプレイベント。専用の更衣室でコスプレ衣装に着替えたコスプレイヤーたちが、指定の範囲内で街に出て、撮影や買い物を行うことができる。関東では、さいたまスーパーアリーナTOIRO(さいたま市中央区)、池袋サンシャインシティ(東京都豊島区)を中心に開催している。

   関東でのアコスタは、2月16日のさいたまスーパーアリーナTOIROでの開催以来、約5か月ぶりとなる。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、関東では2月29日に開催予定だった池袋でのアコスタをはじめとする5つのイベントが中止となっていた。今回は、感染症拡大防止のために参加上限人数を通常の5分の1までに減らし、感染予防対策を講じて開催するとしている。現時点では屋外移動に関して、東池袋中央公園までは可能だが、街中へ出かけることはできない。その代わりに室内会場、ホールを増やして開催するとしている。

   コスプレイベントについては6月21日、「コスプレ博実行委員会(勇者屋)」(以下コス博)も再開への準備を進めているとツイッター上で発表していた。コス博は主にTFTビル(東京都江東区)などでイベントを行っており、大規模同人誌即売会「コミックマーケット」に併せて開催される「となりでコスプレ博inTFT」などの運営で知られる。広々としたホールや公園などで本格的な撮影が行えるイベントとして知られ、多数の報道陣も訪れる。今後のイベントに向けた詳細はまだ不明で、ツイッター上では「今しばらくお待ちください」とコメントしている。

「マスク」や「ソーシャルディスタンス」を守れるか

   インターネット上では今後のイベントで、どのキャラクターのコスプレを行うか表明する人や、同行者を募る人も現れ、屋外コスプレイベント再開に期待の声が上がっている。一方で、7月のアコスタ開催に向けて新たに発表された感染症予防対策に基づく規約も話題となっている。

「アコスタの規約読んできたけど、これ遵守できる参加者の方が少ないだろ......」

   コスプレイヤーたちが主に心配しているのは、マスクやソーシャルディスタンスの確保。撮影時以外のマスクの着用が義務付けられたが、撮影後にマスクの装着を忘れてしまう人が現れるのではないかといった声や、7月という真夏での開催であるため熱中症を心配する声などが上がった。そのほか、「ツーショット撮影」をはじめとするコスプレ撮影時や、撮影のためにカメラマンが列形成を行う際に人と人同士の距離が近くなってしまうので、「ソーシャルディスタンス」を確保するのが難しいのではないかという声も上がった。

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