ボーア19打席目で待望の初安打
開幕直後は固定しなかった打線はここ3試合で固まりつつある。その一方で日替わりで併用しているのが捕手だ。開幕は梅野隆太郎捕手(29)がスタメンマスクを被り、第2戦は原口文仁捕手(28)、第3戦は坂本誠志郎捕手(26)を起用。23日からのヤクルト戦では、初戦は梅野、第2戦は原口が先発のマスクを被っている。
捕手出身の矢野燿大監督(51)は、先発投手との相性を考慮して日替わりで捕手を起用しているとみられるが、ここまで結果がついてこない。矢野監督の采配には賛否あるものの、虎党の不満は募る一方だ。ネット上では「なぜ梅野を固定しない」「梅野を起用しない理由を教えて」など矢野監督に疑問を投げかける声が上がっている
24日の試合では、ジャスティン・ボーア外野手(32)が19打席目にしてようやく初安打を放った。首脳陣もまずは一安心といったところだが、打撃に関しては課題が山積する。開幕から5試合の総得点はわずか9点。12球団唯一の一桁で、貧打ぶりを象徴している。阪神はカード勝ち越しをかけて25日のヤクルト戦に臨む。