解散に「お盆明けから9月」説 次の選挙が「ラストチャンス」だという意味は

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野党が結集することは「私は結構なことだと思う」

   ただし、両党の執行部からは、「大きな固まり」に向けた動きを加速させる動きは見えない。立憲の福山哲郎幹事長は6月23日の記者会見で、

「もうあと1年ちょっとで衆議院の任期が来るということを考えれば、いつあってもおかしくない。ましてや、来年都議選があるということを考えると、解散の時期というのは一定(程度)限られてくる。そう考えれば、おのずと早い時期の解散もあり得ると考えざるを得ないので、それは党の幹事長としては、準備を早く進めていかなければならないと考える」

などとして選挙の準備を急ぐ考えを示したものの、野党共闘や「大きな固まり」論については

「準備を進めるにあたっては、どういう形での野党側が体制になって戦うかについても考えないといけない。できれば大きな固まりになって、野党が結集した形で戦うことが、私は結構なことだと思うが、それはいろんな各党の事情もあることだと思うし、そのことについて我が党としては努力をしていきたい。候補調整やその他候補者の擁立については、別に解散の時期がいつであっても、日頃からずっと継続的にやっていることなので、それは今も変わらずにやり続けていくということだと思う」

とするにとどめた。

   国民の玉木雄一郎代表は6月24日の記者会見で、合流協議について

「改めて今、幹事長レベルでも、様々な協議をしている。ただ、選挙があるから合流するということではなくて、そのためには大義が必要」

とした上で、国民側が協議にあたって求めてきた(1)衆参一体となって取り組む(2)対等な立場で交渉・協議していく(3)前提として参院で信頼醸成の努力をする、の3つの原則に改めて言及。「その中で話を進めていきたい」とした。

   (J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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